「個性」輝くTICO PLACE
今日は、11月18日(月)。
あっという間に、11月も半分終わってしまいました。
昨日あった「うれしいこと」を書き留めておこうと、ブログを開くと、書きかけのブログを発見!!
TICO PLACEにとって、うれしい一日だったことを思い出し、このことも書き留めておこうと、続きを書くことにしました。
10月12日(土)。気持ちのよい秋晴れ。
TICO PLACEでは、ブラックシアター最後の上演会。
振り返れば、「TICO PLACE一周年記念イベントで、ブラックシアターをしたい!」と思いついてから、長い道のりでした。(実は、元の『北九州平和資料館』の時に、すでに「やってみたい!」と思っていたのでした。)
お話を『にじいろのさかな』に決めたのは、内容はもちろんですが、沖縄の辺野古の基地建設で埋められようとしている大浦湾の生きものたちのことを思ったから。
『人間のせいで、いのちを奪われてしまう地球上の生きもののことを忘れちゃいけない!』
という自分自身に対しての気持ち。そして、『他の人にも知ってほしい。』という思いから。
最後の上演会は、近所のかわいい兄弟とご両親。そして校区の小学校の子どもたち。
来てくださって感謝です!!
その後、この日は人が集まり、
0歳、5歳、6年生3人、大人5人。
5歳のヤンチャくんは、TICO PLACEの外にあるいろんな物に興味津々。
いろいろと「考え」、「試す」姿が見ていて面白かったです。
いわゆる「学校」のような集団生活には、馴染むのに時間が要るかもしれませんが、彼を観察していると、彼なりの『学び』があることが分かりました。
「彼の個性を大切にしてあげたいな。」と思っていたら、6年生3人が、ちゃんと彼の個性を大切にして、関わっていました!!(無理強いするのでもなく、わがまま放題させるのでもなく、ちゃんと意志を大事にして遊んでいるんです!)
この6年生3人は、私が学校に『平和学習』に行ったことをきっかけに、1週間前、初めて来てくれました!
来てくれるだけでもうれしいのに、手伝いもしてくれるんです!!
子ども達は、てきぱきと仕事をしてくれます。
3人も居るので、大助かりです!!
この日、夕方5時になったので、そろそろ家に帰ろう。となった時、ヤンチャくんが「まだ遊びたい!!」と、駄々をこねかけました。
お兄ちゃんやお姉ちゃんが「時間だから」と帰るのを見て、ぐっと我慢する姿が見られました。
次の日。お母さんからうれしいメールがきました。
昨日は長い時間お邪魔しました。
息子はとても楽しかったようで、夜に、お父さんに「明日行く?」と、ずっと聞いていました。三人組の6年生が自習する姿を見て、「ぼくも勉強するんだ~」と、ひらがな帳を引っ張り出して文字を書いていました!
子どもパワー恐るべしです!
いい経験をありがとうございました。
子どもの世界の「たてのつながり」。
子ども達の成長には大変大きな存在。これは、上の子にとっても。
「中学生になったら部活を始めるけ、来られなくなる。」
と言う6年生。
3月まででもいい。自学ノートを持って(笑)来てほしい!!
願わくば、中学生になっても、暇な時は寄ってほしい。
年齢を問わず、寄れる場所になったらうれしいなぁ。
と、また新たなTICO PLACEの可能性を見つけた一日でした。(なんなら、勉強も教えられまぁす!)
『自分と異なる相手を受け入れる・解かろうとする』
これぞ、戦争のない世界を築くのに必要な姿勢だと考えます!!
あれから1ヶ月。
昨日、念願の『北九州学術研究都市』の大学キャンパス(すぐ近く!)に通う学生さんが、TICO PLACEに手伝いに来てくれました!!
これから先(といっても、3月までですが…)、私が土日に参加しなくてはならない催しがあるなどしてTICO PLACEを休館していたような時には、代わりに「管理人」をしてくれて、TICO PLACEを開館してくれる予定です。
「戦争であったことをちゃんと知りたいです。」
という、その姿勢がうれしい!!
本物資料から体験者の書いた本まで、TICO PLACEなら、いくらでも学ぶことはできます!!
感謝!!