反省から見えた次への一歩
7月21日(日)。『TICO PLACE 開設一周年記念イベント第2弾』を開催することができました。
「この暑さの中で、人々は戦っていたのです。空襲や原爆もこの暑さの中であったのです。だから、この暑さの中で戦争のことを学ぶことは意味があると思っています。」
でも、主催した私にとっては、『大成功!!』とは言い難いものでした。
朝は雨に見舞われ、昼間はカンカン照りの猛烈な暑さに見舞われ…
イベント内容を考え始めて4ヶ月近く。振り返れば、考えを実現させるための敵は「天候」でした。
(手作りのTICO PLACEでいろいろやろうということに無理があるのは分かっているのですが…)
考えられるあらゆる場面を想定して、試してはやり直しの繰り返し。
自分のできる精一杯の努力をしてきました。
イベントが終わった日は、ヘトヘトでした。
それなのに、夜中に目が覚めて、これまでの数か月のことが思い出され、涙が溢れてきました。
悔しくて悔しくて・・・
眠ることができず、悶々と考えました。
何がいけなかったのか。どうすれば考えていたことを実現させられたのか。と。
「すてきなスタッフを生かし切れていないんだ!!」
「私一人では、限界がある。事前の打ち合わせや準備からスタッフに入ってもらえば、うまくいくかも!」
2度のイベントを支えてくれたスタッフのがんばる姿が目に浮かびます。
●若い人達が、感じがよかった。
●若い人達の表情がとてもよかった。
参加者の感想を思い出しました。
『信じて呼びかけてみよう!!』
そう、思いついてからは、あれだけ止まらなかった涙がスッと止まりました。
日々の生活がある中で、そこまでやろうという若者がいるのか?
なぁ~んて考え始めたら、マイナスだらけになって動けなくなってしまいます。
きっと、TICO PLACEの『次の一歩』になる!!と信じて、やってみるしかないと思っています!!
私の中では、反省だらけのイベントになりましたが、私が思い描いてきた形は見えたイベントにはなりました。
支えてくださったスタッフのみなさん、応援してくださっている方々には、たいへん失礼な活動報告になってしまいました。ご心配おかけして申し訳ありません。
最後に、すてきな写真と動画で、プラスの報告をしたいと思います(笑)※プログラム順
まず、参加者のみなさんからのうれしい声を紹介します。
若い世代の取り組みが大事だと改めて思いました。若い世代が自分事と感じるためにこの取り組みが続くことが大事だと思います。
学校で学ぶ平和学習だけでは足りない。先生や大人も多く参加したらいいと思う。
スタッフの方の表情がとてもよいことが印象的でした。
今日はお疲れさまでした🙇
とっても良いイベントでしたね!
福岡から来た妹も、「来て良かったぁ〜」と、大満足で帰って行きました。
戦争を体験された三好さんのお話。88歳とは思えないしっかりとした口調での力のこもったお話に胸が一杯になりました。「これからはあなた達の番だ!頼みますよ!」とバトンを渡された思いがしました。
雨やら暑さやらに翻弄されながらのイベント開催、本当に大変だったと思います。どうかお疲れが出ませんように!
また、遊びに行かせてください😊カマキリやカエルがたくさんいてわくわくしました😊
そして、思い出の写真で振り返ります。
小学3年生のそうたさんと、金管楽器を演奏するメンバーのみなさん。見事でした!!
春に生まれたカマキリ君も、きっといろんな試練を乗り越えて、成長しているのでしょう。
TICO PLACEもがんばります!!
先々週は大雨の中受け入れて頂いてとても感謝しています。その時の北九州の訪問の中でどこが一番印象に残ったかを生徒達に尋ねたら、かなりの生徒が「北九州平和資料室」と答えてくれました。小松先生の地道な活動や想いは、訪れる人に確実に届いていることを確信しました。
何が正解かは究極的には分からないと思います。何事も試行錯誤ですが、継続することはとても大切な気がしています。私たち世代が伝えなかったら、もうそこまででしょう。あっという間にあの戦争の時代に逆戻りしてしまう気がしています。これからもがんばっていきましょう。私もまたそちらに伺わせて頂きます。