小学校での教育の大切さ

<現在(10月17日)の支援状況>
支援総額 3,304,500円(目標4,000,000円)
支援者数 237人(目標500人)

毎日少しずつ資料の整理を。と、ようやく始めました。
一つ一つ写真を撮り、データとして保存。すべて終わったら、台帳にして手に取って見られるようにしておこうと思っています。

今日は、「国民学校教科書」を。
中でも、修身の教科書を。

「ヨイコドモ 下」は、今の小学2年生が使っていた教科書です。

「世界に輝く えらい国」・・・

「初等科修身 二」は、今の小学校4年生が使っていました。

「忠義をつくして命をすてるのは、臣民の道である。」

「わが国だけにあったことで、ほかの国には、まったくないことである。だからこそ、わが国のことを神の国というのである。」

「(満州は、)開いて行けば、農作物も、石炭も、鉄も、木材も、どれほど取れるかわかりません。


他の国と比べて、「日本はえらい」と教えられたら、子ども達は、他の国のことをバカにするようになるのではないでしょうか。
その上に、「神の国」と教えられたら・・・
その上で、満州のように希望のある話をされると、相手の国の人たちの事なんて考えないのではないでしょうか。

前にも紹介したことのある、大分在住のSさんの小学5年生の時の日記。

教科書だけでなく、周りの大人も将来戦争に加担する人間になるように育てていく・・・

S少年の日記には、今と変わらないことが書かれている日もあります。

教育は、子ども達が本来もっている好奇心や弱い者や他者をいたわる心を育てるものであるべきだと思います。

「教科書」や「大人の関わり方」。

比較する中で身に付く「自尊心」ではなく、自らの中で生まれる「自尊心」(自他ともに認めることができる)を育むことができるように、気を付けて行かなけらばならないと思います。

あまりに衝撃的な内容が多くあり、資料整理が進みません・・・(笑)

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