小野さんのお話~戦時体験者から見た今は「戦争中に逆戻り」~
2026年5月16日(土)17時から若松区生涯学習センターにて、「小野さんのお話会」第2回目を開催することができました。
戦没者慰霊祭の実行委員会の話合いが長引いて、参加者のみなさんを待たせてしまい、申し訳なかったです💦
さて。第2回目も、小野さんが小学校で受けた教育の話。
今回は国史の教科書から始まりました。
簡単に言うと、「事実ではないこと(神話)が『歴史』として教科書に載せられていた」ということを、具体的に当時の教科書を見せながらお話してくださいました。
そして、「今」の教科書の話。

一部の教科書に、戦争中の教科書と同様の「神話から始まる教科書」が出版されたことを
「戦争中に逆戻りしているように感じます。」
と。
また、小学5年生になったら木銃(銃剣道・・・銃の先に付けた銃剣による戦い方をもとに生まれた、日本の現代武道の一つ byAI)を持って登校することができ、それがうれしくて仕方なかったと話してくださいました。

この木銃を持って登校し、学校に着いたら「奉安殿」の前で下の学年を整列させて小野さんが号令をかけ、最敬礼をさせたと言います。
学校では、手旗信号を習ったり、モールス信号を習ったり、匍匐前進の練習をしたり。
いわゆる将来「兵隊さん」になるための教育をされたということです。
(小郡の自衛隊で、子ども達に匍匐前進を体験させたことにも、ご自分の経験と重ねて
「戦争中に逆戻りしているように感じます。」と。)
音楽の教科書には、「兵隊さん」という歌がありテンポがよくて、よく歌ったそうです。
「『お国のために、傷ついた 兵隊さんよ ありがとう』と謳うんですね。」
実際に歌ってくださいました。

この歌は単なる「ありがとうの歌」というより、次のような役割を持っていたんですね。
- 前線の兵士をたたえ、戦争への協力を正しいことと感じさせる
- 子どもたちに「兵隊さんへの感謝」や「お国のため」という価値観を教え込む
- 家庭や学校で何度も歌うことで、戦争を日常の中にしみ込ませる
小野さんは、こういう日々を送る中で「予科練~航空予科練習生~」に入ろうと思うようになっていったとおっしゃっていました。
子ども達に関わる私たち大人は、「どうして戦争ができたのか」を具体的に過去から学び、「戦争で命を奪われることを選ばない」「自分の命を輝かせることを選ぶ」人づくりをしていかなくてはいけないと考えます。
小野さんが、準備したお話を終えた後、質問しました。
「軍国少年へと育った小野さんの考えが変わったのはどうしてですか。」
と。
小野さんは、「自分が『知らなかった』ことに気付いたから。」と言われました。
自分で調べ、正しく知り、自分で考えることが大切だということを、私自身、自分の経験と重ね合わせながら、胸に刻みました。
その日の夜、「小野さんのお話会」に子どもさんを連れて参加していたお母さんからメールが届きました。
「小野さんの話を聞きながら、娘が書いていました。話の内容は分からなかっただろうけど、たぶん、木銃を初めて見たから、感じた事を書き記したんだと思います。」
と。

以下、漢字も交えて書き直させていただきました。
戦争とは 5.16(土)
戦争はこわい。銃を使うからこわい。人殺しばかりする。正直、戦争をしたい人は、命を何だと思っているか知りたい。ずっと平和がいい。そもそも僕の平和ってどんなこと?私の平和ってどんなこと?私にとっての平和は、家族といる時やごはんを食べてる時、おうちが今ある時、ごはんを食べてる時、それが私にとっての平和だ。けど、それは全部戦争が起こると全部なくなる。幸せが身の回りからなくなる。それが戦争だ。戦争は絶対にしたくない。絶対、何があってもしたくない。戦争は、何万、何百万が亡くなる。体は傷だらけ、兵隊さんは手足などを失う。いつ死ぬかも分からないから、寝れない。
次回の「小野さんのお話会」は、6月20日(土)16:00~(1時間早く始めます。)
若松区生涯学習センター第1集会室で行います。
定員30名。
『当時の戦時の歌と軍国少年育成』という視点でお話し予定です。
参加ご希望の方は、以下フォームからお申込みお願いします。
https://forms.gle/5bDo4WHMywjyqDVL9



歴史が繰り返されないよう、ちゃんと知ること、学ぶことが大事!!
負けないでがんばりましょう💪
お忙しい中、読んでいただき、ありがとうございます。
ホントに、その通りと思います。
がんばりましょう!