平和学習のすすめ
小学校で教員をしてきた私は、戦争のことを知り、命や平和について考えることが、自身の生き方を考えることにつながることに気付き、子ども達の成長に利用してきました。(言い方が悪いですが(笑)。)

ひょんなことから戦争を伝える資料を受け継ぐことになり、多くの方々の支援を受けてTICO PLACEを開設してから、6月23日で丸3年になります。
この間、たくさんの出会いがあり、様々なことにチャレンジしてきました。
「平和をつなぎたい」と思って始まった活動が、世界や日本の情勢の変化に「平和をつくる力を」に変わっていきました。
夢中で日々を過ごす中で、「自分がすべきこと」を常に考えてきました。
そして今、ようやく自分がすべきことがはっきりと見えてきました。
平和教育に力を入れる!
この3日間、自分の決意を確かめるうれしい出来事が続きました。
①平和学習ネットワーク「Peace Link」の立ち上げ

前資料館を閉館してからようやく訪れることができた『平野塾(八文字カフェ)』で出会ったWさんの声掛けで、「地域に根差した平和学習を持続可能な形で未来へ継承し、多様な主体が共に学び合う環境をつくること」を目的に「ピースリンク北九州」が設営されました。
「もっと、平和を願って活動している人達が繋がれればいいんだけどなぁ。」
と思うばかりでどうしてよいか考えるまでに至らず、目の前の仕事に追われていた私にとって、まさに「渡りに船」!(私のような者にも声を掛けてくださったことに感謝、感謝です。)
これからの活動がさらに楽しみ!と、ウキウキ、ワクワクした気持ちで帰宅しました。
②子育て世代とのつながり
さっそくピースリンクの繋がりで子育て世代のお母さんが、ご家族で来室してくださいました。
目的は、「自分たちが所属している活動団体で、戦争や平和の話をしてほしい。」と、その打ち合わせ。もちろん、資料室の見学も兼ねて。
その間、子ども達は自由に遊んでいました。


あまりにも話が長い(お互いに話したいことがいっぱいで、止まらない状態💦)ので、子ども達が「まだ帰らんの~?」と訴えに来る場面も。
でも、私がそこにある資料を手に取って「これはね、・・・」と話し始めると、瞬時に真剣な顔になり、時には泣きそうな表情で戦争の話を聞いてくれるのでした。
その姿がとても素敵で、こういう子育てをされてる方々にお話する機会をいただけることに感謝の気持ちとやる気が湧いてきました。
③学校教育での平和学習
そしてその次の日。ある小学校の先生からお電話をいただきました。
「先生、今年も平和学習お願いできますか。」
電話をくださった先生は、前の平和資料館を閉館する前に開いた、先生方向けの「平和学習のすすめ」講座(?)からの知り合いです。
知り合ったことがきっかけで、その学校で平和学習をさせていただくようになりました。といっても、カリキュラムに位置付けられているわけではなく、その年の担任の先生が必要と思えば声を掛けてくださるという、不安定なものです。(笑)
そんな中、今年もお電話をいただけたということで、ちょっとホッとしていました。
でも、よく聞くと、お一人の先生(私が平和学習に行ったことがある)は、「自分で作った平和学習用のスライドを見てほしい。アドバイスがほしい。」と言うのです。つまり、
担任の先生ご自身が、自分で平和学習にチャレンジしようとしている
ということ。
「わぁ~!!めちゃくちゃうれしいです!」
私は思わず叫びました。
私にとって、何よりもうれしいことです。
担任の先生にとって、戦争のことを少しでもいいから自分の言葉で語れることは、子ども達の成長に必ず役に立つから。ひいては、よりより学級つくりにも役立つから。
命や平和を第一に考えられる先生、いえ、大人が増えれば、
必ず「平和をつくる力」は大きくなる!
希望ある未来がつくられる!
そうやってつくられた平和は、ほんものであり、そう簡単には壊れない!
そして、子、孫へと引き継がれていく!
きっと、きっと、きっと。
そう信じて、平和学習に力を入れていこうと思います!

