知ってほしい・考えてほしい

このチラシがどのような意味をもつのか、大人は真剣に考えなければならないと思います。
沖縄や南西諸島の問題ではない。
福岡県に住む私たちの問題、
日本全体の問題になっているのです。
<考えること>
・「パイロット」という仕事を知るなら、一般の空港に行けばいい。
・救助の仕事を知るなら、消防や警察に行けばいい。
・どうして「保護者参加不可」なの?
・どうして紙での全児童生徒への配布なの?(それまではデータ配信)
10年前の自衛隊は、災害救助のためになくてはならない存在としての印象が強かったです。
しかし、この10年間で大きく変わってしまったことを私たち大人はしっかりと認識しなくてはいけないと思います。そうしなければ、また子ども達を戦場に送ることになってしまいます。

これは、防衛省が出している文書です。(令和5年11月22日)
こうやって、私たちが知らない所で、決められています。
今の自衛隊は、自分の国を衛るためだけの存在ではなくなっているのです。
米軍をはじめとする他国の「軍隊」と共に海外で「武器」を使うことができるようになってしまっているのです。法律によって。
自衛官のみなさんが、日々、過酷な訓練(戦闘訓練)を行っていることに、私は違和感を覚えます。
そして私は、自衛官のみなさんに
加害の苦しみを背負わせてはいけない
と、強く思っているのです。
過去の戦争に従事した戦争体験者のみなさんが、思い出したくもない戦地での体験を、勇気を振り絞って話してくださったのは、同じような苦しみを二度と、絶対にさせたくないという思いからです。私たち大人は、もっと過去の戦争のことを学ばなければならない。
今、強くそう思います。
TICO PLACEに展示してある戦争体験者の亀谷さんの証言を紹介します。

お願いです。どうか、真剣に考えてほしいです。
平和をつくるために、何が必要なのか。
一部の犠牲でまもられる平和を、許していていいのか。
子ども達をまもるのは私たち大人です。
未来をまもるのも私たち大人です。
お願いです。考えてください。
私の母は戦争体験者で、戦争は人間の尊厳を打ち破る、人の人権も奪うと言い続け、戦争反対と、戦争の体験を語り続けていました。私も今だに母の話を心に秘め、活躍してきたつもりですが、今の政治には、ウンザリするほど腹立つ思いです。学校現場にじわじわと踏み寄る怖さは何とも言いようがない。国民がこのことに、無関心なのが問題です。
安田様
コメントをありがとうございます。
お母様は、戦争の時代の体験としっかりと向き合い、総括されたのですね。恐らく、思い出したくない体験だったことでしょう。
私は、お母様と同じように、ご自分の体験を、体が震えるほどの体験を、ご自分の命を削って語られてきた体験者の方々の言葉を信じたいと思っています。「そんなことはなかったはず」「そんなこと、あり得ない」などと、体験をしていない者が簡単に言うべきではない。
戦争は、それほど壮絶で、「人間を人間ではなくならせてしまう」ことを、多くの戦争体験者の証言から、私たちは真摯に受け止めなくてはならないと思います。そして、「戦争にならない方法」を考え、全力で実行することが、勇気をもって話してくださった戦争体験者の方々に報いることだと思います。
今の日本は、戦争や軍備に対する考え方が、軽すぎると私は強く感じています。
政治に全く期待できないので、私たち国民が賢く考え、戦争を遠ざけなければならない。せめて、子ども達を戦争に近付けてはならない!
あきらめずに、発信し続けます。共にがんばりましょう。