平和学習のすすめ

昨日(6月17日)、「兵士庶民の戦争資料館」に行ってきました。8月2日(月)~7日(土)に行う特別展「子ども達の伝えたかった戦争」お借りする資料の写真を撮らせていただくために。


いつものように温かく迎えてくださった武富慈海さんが、27年前の子ども達の感想集(武富登巳男さんにお話を聞いた)を見せてくださいました!

私の記憶に残っておらず(・_・;)、恥ずかしいやら、感動するやら・・・
パラパラとめくって、「わぁ~!みんなていねいに書いてますねぇ~!」と、なんとも中身のないことを口にして、パシャリッ。

その時は、「懐かしいものがありました!」って、ブログに書こうと思って、表紙と中のページを撮ったのですが・・・。

今、何気に撮った1ページをちゃんと読み、「子ども達、すごいっ!」と感動してしまいました。

私達は、戦争で亡くなった方のためにも、戦争をしない世の中にして、(人?)々との交流を大切にするっていうことが今の現代の人ができることじゃないかなぁと思いました。
(私?)は差別をしたり、人をばかにするような人間にならないように心の広い
・・・(次のページへ)

続きは、きっと、「心の広い人になりたい」って書いてあるのでしょうかーーー。

この感想には、「平和学習」をなぜ行うのか、今の私が考えていることがすべて書かれていると思いました。

  • 戦争の現実を知る
  • 平和を願う気持ちを育てる
  • 平和な社会を築き、守るための方法を考える
  • 平和な社会を築き、守る社会の一員として、自分自身の生き方を考える

つまり、平和学習は、幸せに生きる力をつけるものだと思います。

この感想がだれのものなのか、次のページまで写していないので分かりません。が、小学6年生であることは間違いありません。そして、その時いっしょに学習していた担任が、先生になって2年目の「平和学習」を知らない、戦争のことや人権のことやその他いろいろな大切なことを、子ども達とようやく学び始めたばかりの私であったということが分かっていることです・・・。

「子どもを育てる」のは、技術や知識ではないんですね。

武富慈海さんに言われました。

「大人になった今、どういう風に考えているか、ぜひ知りたいですね。」


ドキッ!としました(笑)が、大人になっていろいろな経験をして、考え方もいろいろになっているのが当たり前だと思います。

でも、「戦争反対」の思いを持ち、「思いやり」の気持ちをもって生活していてほしいと願う自分がいるのでしたーーー。

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