高射砲

アジア・太平洋戦争時、北九州地域には、工業地帯防空のための周辺の高地に多くの高射砲陣地を構築した。直径7cm、8cm、12cmの砲弾を7000m~14000まで撃ち上げることができたが、有効射程距離はこれよりも低い。敗戦の年には15cm高射砲を製造、皇居防衛に使った。高射砲は撃ち始めると、上空で炸裂し、ギザギザになった砲弾の破片が、地上に落下してくる。空襲時にその破片が当たり、死者を出した例が若松で記録されている。住民は敵機の爆弾や機銃掃射だけでなく、味方の高射砲からも身を護らなければならなかった。
展示は、八八式7.5cm高射砲弾の薬莢。なお、高射砲陣地跡が若松区石峯山系に2ヶ所遺っている。
※「薬莢」=この中に火薬が入っている。火薬が爆発して、弾が発射される。

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