日本人にできること

先月10月17日。ちょうど一ヶ月前に、村山富市さん(元内閣総理大臣)が逝去されました。

ウィキペディアより

恥ずかしながら、「眉毛が長い」ことぐらいしか印象になく💦、資料館に関わるようになって、反戦を強く考える中で「村山談話」というものを知りました。

「村山談話」は、戦後50年の節目に、国の代表として「日本の今後歩むべき道」を示したものです。
6つに項建てされている内容の始めの項目を紹介します。

我が国が過去の一時期に行った行為は、国民に多くの犠牲をもたらしたばかりでなく、アジアの近隣諸国等の人々に、いまなお癒しがたい傷痕を残しています。私は、我が国の侵略行為や植民地支配などが多くの人々に耐え難い苦しみと悲しみをもたらしたことに対し、深い反省の気持ちに立って、不戦の決意の下、世界平和の創造に向かって力を尽くしていくことが、これからの日本の歩むべき進路であると考えます。
 我が国は、アジアの近隣諸国等との関係の歴史を直視しなければなりません。日本国民と近隣諸国民が手を携えてアジア・太平洋の未来をひらくには、お互いの痛みを克服して構築される相互理解と相互信頼という不動の土台が不可欠です。
 戦後50周年という節目の年を明年に控え、このような認識を揺るぎなきものとして、平和への努力を倍加する必要があると思います。

私が教員として、教材研究を通して『戦争と出会った』年に語られていたのです。
そうやって振り返ると、当時購入した、書店の店頭にあった本が『日本が他国に行ったことと向き合うもの』ばかりである理由が分かりました。

内閣総理大臣の言葉の重みを今更ながら感じています。

この談話から30年。

「平和への努力を倍加する」どころか、「戦争を煽る」ような現内閣総理大臣の言動を、腹立たしく、情けない気持ちで見ています。


私は、日本人だからこそできることがあると思うんです。
アジアの近隣諸国等の人々に耐えがたい苦しみや悲しみを与え、同時に日本国民自身も耐え難い苦しみや悲しみを経験しました。だからこそ、非戦を誓う憲法を創ったんです。

私は、他の国にはない(コスタリカ以外には)この憲法を盾に、平和をつくることができると考えています。(具体的に考えていることは、またの機会に…)

憲法が空洞化してしまうほど軍拡が進み、明らかに憲法違反といえる法律が新しく作られたり作り変えられたりしていますが、まだ、憲法は変えられていません。

変えられる前に、憲法を変える主役である国民一人一人に、憲法が一体何かを知ってもらいたいと思っています。
知った上で「変える」か「変えない」かを判断しないといけませんよね。

さて。

「憲法のことを知ってもらう」ためには、自分自身がもっと勉強しないと!!と、昨日11月16日(日)は、13時半に資料室を閉めて(ごめんなさい)、弁護士の方の憲法についてのお話を聴きに行きました。

多くの人に憲法のことを知ってもらいたい」と、大変分かりやすく話してくださる若い弁護士さんでした。
いろいろと心に残るお話があったのですが、その中の一つを紹介します。

「私は、高校生くらいの頃、『排外主義』的な考え方をしていました。---今は違います。どうして変わったのかというと、私の友達が在日韓国人であることを知ったからです。
私は、その人のことをよく知っていて、まったく『怖い』という感情はありませんでした。そこで、自分の考えが間違っていることに気付いたんです。」

そう、ご自分の体験をお話してくださいました。そして、
「たくさんの違う国の人と仲良くなりましょう。」
と、おっしゃられました。
「今、中国との関係が悪化しつつありますが、お互いに『いい人だよ。』と、国民が広げていくことが非戦に繋がると信じています。」
とも。

私は、資料室に遊びに来る二人の中国人の留学生のことを思い浮かべました。

2週間前。一緒に干し柿を作りました。


作業しながらおしゃべりをする中で、一人の留学生が、
「ぼくは、小松さんにインタビューをしたいです。そして、中国の友達に見せたいです。」
と言いました。すると一人が、
「ホントに?」
と突っ込みました(笑)。
「ホントだよ。」
と真面目な表情で。

うれしかったです。

実現しなくても、そういう気持ちになっていることがうれしかったです。

それなのに、ほんの2週間の間に中国では、「日本への留学を慎重に検討するように」という注意喚起が為されています。
原因は、日本の総理大臣の発言にあります。

私は思います。
過去の歴史に真摯に向き合い、中国の人の心の中を「自分事として」想像しながら交流(外交)すれば、仲良くできる!
と。

<やっていこう>
●戦争(に近づく)によってどんなことが起きた(起きる)のかをまずは知る
●現在の防衛(軍拡)状況を知る
●主権者である国民として平和を守る方法を考える
●自分にできることを行動に移す

私たちは、世界の平和をつくる力をもてる国に生まれました。
プライドををもって平和をつくる行動をしていこうと考える人を増やしたい!!です。

来週、お話する機会をいただきました。⇓
よかったらお出でください。(折尾のエフコープ店の店舗横から入った所にある部屋で行います。)

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