チビチリガマとシムクガマ
沖縄二日目。
珊瑚でできた岩を使った石垣や石畳を、普通に目にした首里の町。
「城下町」と同じかなぁ。なんて、考えながらたくさん歩きました。
午前中、車を走らせ、読谷村にあるチビチリガマとシムクガマへ。
読谷村は、沖縄戦の時に米軍が上陸した場所。
ここチビチリガマに避難していた約140人の人々は、大変な恐怖を感じ、パニックに陥ります。
そして、集団自決が起きてしまうのです。(詳しくはhttps://yomitan-sonsi.jp/sonsi/vol05a/chap02/sec03/cont00/docu129.htm)
多くの方の叫びを全身で感じ、ただただ手を合わせることしかできませんでした。
その後歩いて「さとうきび畑」の碑に寄った後、シムクガマへ。
シムクガマは、チビチリガマと違って、一人も犠牲者を出さなかった場所です。
すぐ近くにあるのに、何が違ったのか?
シムクガマに避難していた人の中に、移民経験があり、英語の話せる方が居て、「アメリカ人は人は殺さないよ。」とみんなに伝え、米兵には、ガマの中には、民間人ばかりが居ることを伝えたんです。
2つのガマの大きな違い…
「人間のもつ平和をつくる力」を考えました。
ガマを出て、佐喜眞美術館へ。
なんと!
ラッキーなことに、丸木俊・位里さんの「沖縄の図」の展覧会が延長されて行われていたんです。
まるきさんが描いたチビチリガマとシムクガマ。
三日目は、辺野古に行ってきます。