科学技術と戦争

「春一番」到来。
風が強くて、木の粉やコンクリ粉(!)が舞い上がって、壁のない資料室の中は、大変なことになっています。

2月に入ってずっと、図書コーナーの棚作りをやっています。
元からあるものや廃材を使って、がんばっているのですが・・・

昨日は、失敗ばかりでした。
おまけに花粉症がひどくなって、早目に上がりました。

さて。先週金曜日。
河伯洞で、以前から気になっていた本を読みました。

気になっていたのは、「科学者たちの太平洋戦争」。

書かれてある通り、すばらしい能力を持っている人達が「人を殺したり、物を破壊したりする」兵器の開発に携わったのです。
携わらなければならなかったのです。

それが、戦争・・・。

私が、この本の「科学者たちの太平洋戦争」に目を引かれたのは、上の記事が引っかかっていたからです。

「学術会議」の問題だけではありません。
今の日本は、戦前の日本に、近付いていっているように思います。
いえ。明らかに「国を守るため」「国民を守るため」ともっともらしいことを言って、平和のために戦争できる国にしようとしています。

私は、間違っていると思っています。

たくさんの戦争体験者の怒りや悲しみが聞こえるようで、胸が苦しくなります。

ところで。

こんな「戦争のために開発された技術」が、現在の平和な世の中で使われています。
ここで問題です。

この本に出てくる「殺人光線」は、現在何に使われているでしょう?

ヒント:今ではほとんどの家庭で使われている電化製品です。

さて。何でしょう?

答えは下に。

人間の英知をどう使うのか。
「人間には、武力による脅しなんかに頼らずに、世界を平和にする力がある!」
と信じてがんばります!

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