もしも自分が・・・
昨日の『報道特集』(TBSテレビ)を見ながら、怒りでいっぱいになった。
ブラジル、アマゾンでの金の違法採掘。使用されている水銀が河川に流れ込み、魚が水銀で汚染され、それを食べた住民が病気になっているという。
テレビで映し出された映像は、水俣で苦しんだ人達と同じ姿。
検査した人全員の頭髪から、水銀が検出。
「今すぐに川でとった魚を食べるのをやめて!!」
思わずテレビの前で叫んでいた。
住民は、
「他に食べる物がないから、食べるしかないのです。」
と言っている。
涙が溢れてくる。
無力感に襲われる。
住民が、民主的な手段で声を上げても届かない。
世界中で起きている。
日本も同じ。
沖縄の辺野古基地建設しかり。
軍事化が進められている南西諸島の島々しかり。
原子力発電しかり。・・・
住民が犠牲になる。
住民が我慢を強いられる。
数えきれない多くの犠牲の下にできた
民主主義
が、奪われている。
こんなことを続けていたら、
「抵抗しても無駄だ。」
「自分さえ、今さえよければいい。」
そんな自暴自棄な国民が増えていくのではないだろうか。・・・
抗わなければ。
自分に出来ることは、多くの人を思い「自分だったら」と考え、行動すること。
「自分がそうなったら絶対やめさせるやろ!」
多くの為政者を思いながら叫んだ。