平和のための親子学習会(つづき①)
第一部までは、1年生以下のちびっ子達も参加してもらうことにしました。
ちびっ子(4~7歳)にも、世界で起きている戦争のことを知ってもらい、どうしてこんな悲しいことが起きるのかを考えてほしいという思いからです。
といっても、難しいことを考えてほしいのではなくて、「なかよくする」「わがままを言わない」など、身近な生活の中で大人から言われていることが、平和な世の中をつくることに繋がっていることに気付いてほしい。
そんな思いからです。
さて。まずは、緊張をほぐそうと、誕生日チェーンを取り入れてみました。
子ども達、なかなか上手に伝え合っていました!
一番、こまさんがへたくそでしたぁ~(笑)
席に戻って、さあ、べんきょう!!
まずは、私たちが「奇跡の星 地球」に住んでいることを伝えました。
地球の歴史と人類の歴史。
地球に住んでいる生物。
そんなことも話しました。
「すごくて すてきな星に住まわせてもらっているんだ!」
と、思ってくれていたらうれしいです。
そしてさらに、人類の歴史の話を少しだけ。
どこの国の人もご先祖様はいっしょだということを。
それから、「戦争」の話に入っていきました。
ウクライナ侵攻で起きていること。そして、
ウクライナ侵攻とアジア太平洋戦争による被害、人々の苦しみ悲しみが同じ
であることに気付いてもらうために、写真を提示しました。
子ども達は、真剣な表情で聴いていました。
その後、
「どうして戦争を始めたのか」
が分かるように、普段の子どもの生活の一場面を寸劇にして伝えました。
もとにしたのは、柳条湖事件(満州事変の始まり)。関東軍が満州鉄道を爆破し、中国軍の仕業として、攻撃したこと。(自分がほしいものを手に入れるために、嘘をつき、暴力をふるった)
子ども達、意味が分かったかな?
ここまでを第一部として、いったん休憩。
ちびっ子達は、託児所(?)へ。 (つづく)