平和のための親子学習会(つづき②)

10分の休憩後、第二部再開。

はじめに、日本がした戦争の「かたんな流れ」を説明しました。

「どんどん負け」て、日本全土に空襲が広がり、原爆が投下されて、戦争は終わったーーー。

申し訳ないくらい簡単な流れですが、「子ども達の知りたいこと」が、「点」の内容だったので、あえて、「線」を入れることにしました。

まだ歴史を学んでいない子ども達ばかりの参加(新5年生)でしたが、「戦争は、急に始まるわけではない」ことに気付き、「流れ(歴史)を学ぶ事が、戦争を起こさない方法を考える」ことになると考え、入れたというわけです。

普段、こんなことを考えないであろう子ども達にとって、かなり難しい内容だったと思われます。

ましてや新5年生。まだまだ世界のことを学ぶのは、これからです。

でも、子どもというのは、大変柔軟で、きちんと説明すれば子どもなりの理解をすることができます。

「親子」で参加したのだから、親御さんが説明することもできるし、分からなかったら調べることもできます。

そこに『親子学習会』の意義あり。と思っています!

とにかく、歴史に興味をもつ子が出てきてくれたらうれしいです。

戦争の流れを抑えた後は、

そんな戦争を生きた人々(主に子ども)のようす

を、当時の日記(大分県宇佐市在住の佐田さんのもの)も紹介しながら伝えました。

そしてその後、

その人たちが、空襲や原爆でどのようになったのか

を伝えました。

悲惨な写真も見せました。

  • 戦争はいけないと体験を話す谷口さん

「戦争(武器)で死ぬ」「戦争(武器)で傷つく」ということがどんなに悲惨なことなのかを心で感じることが、平和を守る強い意思をつくる

ことを、こまさんの体験を話すことで理解してもらいました。

簡単に言うと、

「怖い」→「戦争は絶対いやだ」

「ひどい!許せない!」→「何とかしたい」

ということです。

「怖い写真を見せたけど、これが、戦争の現実です。
私達は、怖かったら、目をふさいで見ないようにすればいい。
でも、この時この場に生きていた人達すべての人にとって、これが現実。
この現実の中で生きていかなくてはいけなかったんです。
見渡す限り、死んだ人たちがゴロゴロいる、
中には、家族が一人もいなくなった人もいるかもしれない。
でも、あきらめずに、がんばってがんばって生きてきたんです。」

「だから、今の日本があるんです。」

少々熱くなっていました。

恐ろしい写真の説明をしている時に、部屋の外から、ちびっ子達のキャーキャー言って遊ぶ声が聞こえます。

話しながら、ホッとしているこまさんが居ましたーーー。

戦争の恐ろしい現実を知ってもらった後で、出したスライドは…

悲惨な戦争の反省をもとに「日本国憲法」が作られた

ことを伝えました。

憲法の話は、6年生の社会科の学習で習います。

今の平和を作ってくれた日本国憲法のこと、じっくりと理解するにはまだ学習が必要と思われますが、「絶望」で終わってほしくなくて、「希望」として入れました。

戦争を作るのも、平和をつくるのも人間

ということに気付いてほしい・・・。

心にズンと来る、ゾクッとするような恐ろしい写真を見せたので、最後は、美しい海と命の芽生えの写真を。

若松の海~亡くなった人のことを思う~

先日、石峯山に登った時に撮った写真です。

切られても切られても・・・
アスファルトを突き破って出てきたつくし

私達の命を支えてくれている地球に感謝しながら生きられるそんな自分でいたい。

そして、同じ思いをもつ人を増やして、全世界の平和を築く力になりたい。

正しいことをあきらめずにやり抜きたい。

改めて強く思った一日でした。

参加してくださったみなさんに、感謝しています。(参加者のみなさんの感想は次へ)

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