若い世代につなぐ

今日1月13日(土)。

遅くなりましたが、新年開けての、本格始動です!

さて。初日の今日。たくさんの(引率者含めて15名)大学生が来館してくださいました。

みなさん、大変真剣に見学してくださいました。

兵士の使っていた背嚢を持って、
「わ~!重い~!!」
何を入れていたんですか?と、興味津々。

「馬がいたの?」
「どうして女の子が坊主頭なの?」・・・

と、素朴な疑問を投げかけてくれました。

資料館を受け継ぐことになった経緯などもお話させていただいたのですが、みなさん、うなずきながら聴いてくださり、調子に乗って、たくさん話してしまいました。

見送った後に時計を見てびっくり!2時間近く経っていました。

こうして改めて写真を見ていると、女子挺身隊員として風船爆弾の製造に携わっていた若者の写真が、私の脳裏に甦ってきました。(同じ年代。もっと、青春を楽しみたかっただろうなぁ…」

記念撮影時に、
「今だけは、マスクを外してね。」
の先生の声かけに、
「口紅塗ってないから、圧迫して血の巡りをよくしよう!」
という、かわいいつぶやきが聞こえてきました。

青春を謳歌できる「今」が、「こんな」時代の反省の下にあることに気付いてくれたかなぁ。
青春を謳歌できる「今」が、当たり前のものでなく、自分たちで守っていかなくてはいけないものだと気付いてくれたかなぁ。


来館した方が帰られた後に、「もっと、あのことを話しておけばよかった・・・」と後悔することがしばしばあります。

何が、伝わったのかなぁ・・・
いつも、不安になります。

昨日(1月12日)は、「どうして資料館を受け継いだのか。その思いを話してほしい」と、依頼を受け、福岡市まで話をしに行きました。

これまた、「伝わったかなぁ。」と不安な気持ちで、福岡市を後にしました。

家に帰って、メールをチェックすると、「TICOの会」への新規入会の連絡が入っていました!!

「下手な話も、せんよりもした方がいい!!」
と、自分を励ましました。

不器用ですが、今年も「平和のために」「地球のために」、私にできる精一杯をやっていこうと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

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