人の心とつながりを武器に

先日ここに足を運ばせていただき、今まで見てきたどの資料館よりも分かりやすく、心に残ったので、お友達を連れて再び来ました。
鉄かぶとや手榴弾の重さを手に取って初めて感じ、このずっしりとした重みと引き換えに、人の命が軽んじられてきた事実を豊富な資料から知ることができました。
息子は5歳で、今は無邪気に展示物を触って喜んでいますが、もう少ししたら、これらの資料をじっくりながめ語り合える日が来るのかなぁ。と思います。戦争って一体何なんだろう…。何のためにこんなに多くの人が犠牲になったんだろう…。本当に悲しくてむなしいなと感じました。子ども達の笑顔がいつまでも続くように私もがんばろうと思いました。

今年の夏休みは、いつもよりたくさんの方に来館いただきました。特に親子での来館が多く、親子で話を聴いて一緒に考えてくださり、とてもうれしかったです。

そして、上の感想にあるように、来館した方が友達に紹介してくださることが多くあったことも大変な喜びでした。下の感想は、紹介されて来館した方の感想です。小学校5年生の子どもさんもしっかりと学び、戦争の恐ろしさを感じたようです。

実際に手で触れることができる資料館に初めて来て、驚きました。たくさんの資料を譲渡してくださった方の気持ちを考えると、是非、戦争について考え続け、また次の世代へ伝え続けなければならないと感じました。解説して頂けたおかげで理解が深まりました。本当にありがとうございました。

バックや銃を触ってみて、けっこう重かったし、(実際には)それの3倍や4倍と聞いて、びっくりしました。それでたるんでたら、おこられて、たたかれたり、けられたりしていたと聞いて、とってもびっくりしました。また、15才くらいの人も戦争に行っていることを知って、びっくりしたし、怖いな。と思いました。

未来に平和をつなぐには、まずは、戦争を憎む心を多くの人が持つことだと思います。そして、そんな人たちがつながること。そうすれば、戦争を憎む心が大きく強くなり、戦争をしようとする心と戦うことができると思うのです。

子ども達が幸せを感じられる世の中を築く力に、本資料館がなれるとサイコーです!

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