新しい年を迎え、立ち止まって考える

新年明けましておめでとうございます。

前資料館閉館から、新しい場所での資料室のオープン、運営と、数年前には考えてもいなかったことを経験し、新しい年を迎えた。

「無くしちゃいけない!」
その一心で走り続けてきた。

多くの方々の平和への強い思いを知り、そして、支えがあり、何とか今に至っている。

応援してくださっている多くの方への「あいさつ」を。と、2023年の暮れにパソコンに向かったのだが、2時間かけてもまとまらなかった。

悶々とする中で、何も形にできずに時間だけが過ぎ、2024年を迎えてしまった。

―――どうして書けなかったのかーーー

●自分の無力さに、「私は何をしたいのか?」という問いに襲われた

岸田政権下で閣議決定された「国家安全保障戦略」(5年間で45兆円の大軍拡など)から一年。
南西諸島へのミサイル部隊の配備、日本各地の自衛隊施設の強靭化や弾薬庫の新設、武器をアメリカから買うだけでなく、売ることもできるようになる、戦闘機の開発に必要な輸入物品への消費税は免除、・・・すごいスピードで『大軍拡』が進んでいる。
私が、TICO PLACEで四苦八苦している間に・・・

同じ轍を踏まないようにしたい!

そのためには、国民が正しく知り、考えなければ。
今の状況を多くの人に知ってもらわなければ・・・どうすれば・・・
無力な自分が、悲しくなる。

そんな中、年が明け、能登半島地震が起きてしまった。

「道路が寸断され、救助に向かうことができません。」

確かに酷い状態になっている。

消防や警察の救助隊の必死に救出活動をされている姿を見ながら、「自衛隊はどうしているんだ?」そう思ってしまった。

自衛隊は、有事のための訓練を受けている。

中でも「工兵」は、壊れた橋を架けたり通れなくなった道路を通れるようにしたりする部隊だ。

国民を守るために自衛隊はあるのではないのか。

何のために訓練をしているんだ。こんな時に訓練の成果が発揮できるのではないのか。

何億何兆もの税金を使って購入している器材を、今使わずに、いつ使うんだ!・・・

命を大切にされている実感が、年々薄れているように感じる。・・・

資料館に関わり始めて5年。ずっと、「焦り」があった。

今も焦っている。

だから、尚更、無力感に押しつぶされそうになる。

でも、諦めちゃダメだ!

「微力でも、無力ではない!」

そう、自分に言い聞かせ、今年自分がすべきことを決めた。

◎若者とつながる

◎近隣の人とつながる

オープンしてからの6カ月間で、貴重な貴重な人脈ができた。それも多様である。

多才な方の力を借りながら、

世界平和に向かう『点』になることができれば。

と思っている。
その「点」がたくさん集まると、世界平和への「線」ができるーーー
そう考えている。

航空機の事故も年明けすぐの大きなニュースだった。

生きるか死ぬかの状況で、乗客の中から

「だいじょうぶ!」「たいじょうぶ!」

という声がする。
できるだけ落ち着いて行動するようにと自分をコントロールしていることを感じさせる乗客の姿が見える。

ふっと、私の脳裏に、関東大震災での『虐殺事件』が浮かんだ。
信じられないような人間の醜悪で悍ましい姿。・・・

でも、航空機事故に見る人間は違う。
多くの人が冷静な行動を心がけていた。

人間は、「知識」を得て、「理性」を育てることで「感情」をコントロールできる!

そう、強く思った。

人間の力を信じ、自分ができる働きかけをしていこうと思う。

平和を望むすべての人ができる行動ーーー「忘れないこと」ーーー

ウクライナ、ガザ、被災地、・・・毎日、忘れずに過ごしていきたい。

TICO PLACEという与えられた場所で、平和の種を蒔き続けます。

今年もよろしくお願いします。

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新しい年を迎え、立ち止まって考える” に対して2件のコメントがあります。

  1. 吉田 正秀 より:

     こんにちは。1月7日にお世話になった広島の吉田です。7日は本当に訪問させて頂いて良かったです。実は恥ずかしながら中村哲さんが火野葦平の甥であった事は知りませんでした。中村哲さんは本校に10年前ぐらいに講演に来て頂いたこともあり、今回の訪問で火野葦平の甥ということも分かり、とても興味が湧くと同時にグッと身近な存在に感じられました。北九州という場所については最近、ETV特集で森崎和江さんの番組があり、炭鉱で働いていた女性の証言集である『まっくら』を読んで関心を持っていた場所でもあり、少しこだわって調べてみようと思いました。あと森崎さんの『からゆきさん』も読みました。森崎さんは日本の底辺の人達に関心を持って、日本の近代に疑問を持っているという点も勉強になりました。
     小松さん、今後もこのブログで色々と発信してください。共にがんばっていきましょう。

    1. TICo より:

      こんにちは。もう、2週間も経ってしまいました。早いですね。メール、ありがとうございます。
      昨日、雨上がりの金曜日で、来館者はいないだろうと思っていたら、開館してすぐに30代の男性が来られました。結局、17時までいたんです!もう、話が尽きなくて。吉田さんのことをふと思い出し、いっしょに話をしたら、元気をもらえただろうな。と思いました。
      元自衛官の方で、「元自衛官の私が『今の日本はおかしい』と言うのだから、ホントにおかしいんですよ。」とおっしゃっていました。(笑)
      「国民がもっと戦争のこと、今の現実を知らなければ。冷静になって考えなければ。」と、おっしゃっていました。
      熱い仲間が増えて、とてもうれしくなりました!その方にも、中村哲さんの話をして、DVDを貸しました。
      諦めずにがんばりましょうね!!

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